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紅茶三昧の大阪。 [日記]

先週末、イベント絡みで大阪に行って二泊してきました。
そろそろ一泊でも良いかなと思うけれど、一週間ぶっ倒れるのは頂けないので微妙なところ。
初日は大阪市美術館でルーブル横目にコレクション展300円へ。
鍋島が目当てだったんだけれど、確かに色がとってもきれい。地色が独特というか、白にほんの少し灰色を混ぜたような肌に、美しい青磁釉がけと紺の繊細な絵付けが印象的。その上に描かれる、緑と黄色(薄い黄色っぽい色)と、何より鮮やかな赤の繊細な花(桜とか梅とか水仙とかタンポポとか)がとても美しかった。あと、金継ぎしたものも並べられていたのが印象的。大事につかってたんだなあと好感。

ケーキも美味しかった。これはカルヴァドスのケーキ。
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やっとまともに寒くなってきたので、バラの冬剪定とか植え替えも考えなきゃいけないかなー。なんでこんなにバッタバッタしてるのか意味が分からない……。。
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やっと法事が終わった。 [日記]

今日、伯父の三回忌でした。
伯父が亡くなってから家の相続のことでいとこたちは揉めに揉め、私と同い年の長姉と長男である末弟の間にはどうしようもない亀裂が入ってしまった、本当に残念です。伯父が生前言っていたように、家の名義を今住んでいる次女のものにしておいてくれさえすれば防げたことなのに、病身の両親をずっと一人で見てきた彼女を軽んじて長男の理屈を持ち込んだ弟を、彼女は絶対に許さないだろうなと思います。子どもの頃から、ただ男の子だと言うだけで、無条件に伯母が甘やかされ、逆に冷遇される妹を見て怒っていた彼女には到底許せないことだろうな。大した額の遺産でもないし、病気が重いことが分かっていたのにもかかわらず、伯父が一筆遺してくれさえすればあんなことにはならなかったと思うと、暗澹たる気持ちになります。
うちはその点姉妹とも未婚のまま、子どももいないし争いどころもなく、ついでに姉の私が精神疾患でおそらく法律上管理能力無しと判定されるはずなので、可哀想な妹には面倒をかけますが、揉める要素はないからいいんですが。海外で飛び回ってる妹は、多分すごくイヤだと思うけど。

とにかく、バタバタと続いた法事はこれで一区切りついたので、しばらくは落ち着けるかなぁ。超身内しか来ないとはいえ、法事というのはなにかと気が疲れるので(何をするわけでは無いんだけれども)ほっとした。
今年は秋が遅かった上に嵐が二つも来て秋バラもあまり期待できないし、紅葉も同じくだからつまらないな。木の葉がすごく傷んでいて可哀想。
せめて冬は穏やかであってほしい……。
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春になってました。 [日記]

1月2月は寒すぎて記憶がすっ飛んだ……。
と思ったら春が一気に駆け足でやって来ています。
なんというか、春の花が無節操に全部まとめて咲いている………。満開の桜並木の脇でミツマタも満開、桃も満開、雪柳も木瓜も満開なら地上では水仙も満開、チューリップは追いかけ気味ながら咲いてるし。

サボテン温室近くの桜とミツマタ
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庭の花桃と雪柳
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覚えてる限りで一番花ぎっしりの木瓜
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遅れてる日陰のチューリップや、芽を出すのを忘れているフリージアがこれから咲くかな、と楽しみに。
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台風の風。 [日記]

今回の台風はどうやら異例の進路を辿るようで、なんとなくうちのあたりは外れそうですが、今日も朝から雨が降ったりやんだり、天気がめちゃくちゃです。つい一週間前までは蛙の鳴き声がうるさかったのに、すっかり秋の虫と入れ替わりました。また暑くなるのかと思うと気が遠くなります。

と思ったら、母が桔梗を買ってきました。
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小さな鉢植えなので、矮性種なのかもしれません。花屋さんの店先で見つけたそうです。

こちらは、父がサボテンの例会で買ってきたもの。
華やかなピンクの花ですが、珍しい種類だそうです。
ヒガンバナ科、ハブランサスのチェリーピンク。
レインリリーと呼ばれるゼフィランサスの近縁種だそうで。
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父の趣味は紛れもなくサボテンですが、たまにこういうのを押しつけられて買ってきたりします。

ここ数ヶ月、何故か万年筆が気になって、万年筆の本

万年筆のすべて (趣味の文具箱特別編集)

万年筆のすべて (趣味の文具箱特別編集)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2015/12/28
  • メディア: ムック


を買ってみたり、LAMYの安い万年筆を買ってみたり、パイロットの500円ほどのペン習字ペンという万年筆を買ってみたり、一本千円のセーラーのスケルトンを買ってみたり。
もともと絵が下手なくせに36色の水彩色鉛筆を持っていたり、色辞典


を何故か全セット揃えていたり、好きなんですよね、昔から。
絵のセンスはまるっきり絶望的にないのに。
とりあえず、今はパイロットの色彩雫(インク)とペリカンのM200の限定もの万年筆に憧れ中です。いつまで我慢できるやら(笑)

部屋の中のカオスを何とかしてからでないと、親に雷を落とされること請け合いですが、多少の楽しみは欲しいところです。

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十年以上ぶりのお墓参りに行ってきました。 [日記]

母方の祖母が亡くなってから五年ちょっと、祖父が亡くなってからは十年以上。
体調も悪かったんですが、ずっと不義理をしまくって、ようやく今年お墓参りに行ってきました(いつも留守番)割と曇っていたので、思ったより過ごしやすくて助かりました。

大雑把だった数珠もちゃんと組み直しました。
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メインはヒスイ、ほかは透明度の高いアメシスト(昔はアメトリン、って名前で売ってましたが)です。房と糸は灰桜色の絹。石を趣味にするようになってから(十五年ほど前?)自分でヒスイのを作りたくて、十年位前に一度作ったんですがかなりいい加減だったので、今回芯糸を取り寄せて作りました。本当は真綿を使うべきなんですが、そこまでは凝れなかったです……。

シルバーのワイヤーで組んだロードクロサイトのロザリオも、クロスが取れたり外れたりしっぱなしなので作り直さないと。←これは飾り。
直さなきゃいけないものがいっぱいです。はぁ。
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二度目の命日。 [日記]

昨日、ハクの二回目の命日。チューリップを供えました。IMG_0317.jpg
仏教で言えば三回忌だそうで、3日前に唐突に親から「埋める」話が出て、全くちらりとも考えていなかったのでものすごく驚きました。三回忌だの四十九日だの言うので、私もあの子も仏教徒じゃない!とぶちっと切れたらえらく大笑いされましたが。
いつまでもお骨を家においておくことは駄目なことだそうです。母はともかく父も、いい加減にうめてやらないと浮かばれないし、休ませてあげなさいと言うんです。私は、最期に切った爪と毛を入れたチョーカーを肌身離さずつけているので、それがあれば良いだろうと言うのです。
でも、それとこれとは違います。お骨を埋めるというのは、まるきり考えていませんでした。自分が入るときに一緒に入れてもらえばいいや、と、そのくらいの認識だったので。うちはお墓がなくて、私も妹も子供がいません。というか、私は結婚が無理なことは早い段階でわかっていたし、妹は性格上子育てはできないから子供は産まないと言い切って、一度結婚したあと「考えが変わらない」ことを理由に離婚しました。男の人は何故か、結婚すれば生むことを考えるだろうと思うみたいです。案の定あっさり離婚し今は彼女は海外でキャリアの階段を上っていますが。とにかく、私とあの子の下に系図は続かないし、両親も次男と三女なのでお墓も仏壇もありません。ただ、市内の公共霊園を買っていることは知っていたので、そこにお墓を作るときに入れればいいや、というくらいに思っていたのです。
ですが、まあ予想できたことですが、父が、自分が入る墓に犬が同居するのは嫌だと言いました。ハクは可愛がっていた、けれどあれはあくまで犬であって人では無い、と。ただ、お寺の墓地では無いので、買ってある区画の片隅に埋めてはどうかというのが、両親の一致した意見のようでした。
庭に埋めることも考えられるが、家の敷地内にお墓を作るのは良くない、というのです。それは私も同意見なのですが(私たちが死んだ後、この場所に住む人がハクの遺骨をどう思うかは火を見るより明らかだし、ここに独り残していくのは嫌なので)それとこれとは意味が違います。
私がどうするべきなのか、混乱しています。
あの子が居ないのがまだつらくてたまらないのに、考えるだけで胸が抉られたような傷みがぶり返すのに、それ以上を考えるのは頭がパンクしそうです。

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もうすぐ、三月が来ます。 [日記]

大好きな月、3月。梅は散っても桃が咲き、ユキヤナギが咲き、あらゆる新芽が芽を出して咲き、灰色のキャンバスが塗り替えられる大好きな月。
けれど二年前から、3日のひな祭りは可愛いハクが痙攣を起こし、今から思うと最初の心臓の発作を起こした日。そして12日は、追っていけない遠いところに渡ってしまった日。私がひとりぼっちになってしまった日。
未だに一緒にいる夢を見ます。甘えて呼ぶ声が聞こえます。ブルブルっと、耳を振っている音が聞こえます。ふわふわの首元を撫でながら膝の上で甘える感触も、くっきり蘇ります。

去冬、私は庭の寒支度を放り出しました。自分自身、布団に座ったまま机に向かいもしませんでした。ノートパソコンがこの夏に壊れ、デスクトップに移行し、否応なく立ち上がったのは夏ですが、とても何かができる状態ではありませんでした。
この冬は暖冬過ぎて寒支度どころでは無かったのですが、さすがにバラの植え替えと施肥はしなければ、と、二年放置した状態の鉢植え(去年の猛暑で一株は枯れてしまいました)を用土を作って植え替えるのはなかなか大変な作業でした。用土を作るのを父が手伝ってくれなかったらできなかったかもしれないです。それでもとりあえず植え替えは無事済んだので、ほっとしました。
クリスマスローズは実生苗が花が咲き出しました。
ちょっと変わった黒赤っぽい色のダブルができました。
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割と大きな花です。
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気づいたら11月も終わり。 [日記]

気づいたら11月の終わりです。月日が経つのが早い、というより、のたりのたりと進んでいくという感じです。可愛い私のハクの瞳は、私の中で生きていて、最近よく夢に見るのですが、未だにあの子がいないことに慣れません。理性の部分では分かっているのですが、抱きしめた柔らかい頭や耳、どこまでも無垢な瞳、温かなぬくもりは、重みも含めて灼きつくように残っています。私の心の半分だったあの子がいないと、空虚で、孤独です。あの子のいないリビングは途方もなく広くて静かで、私は自室に逃げることしかできません。冬になるとこたつに潜り込んでいた、寒がりのあの子がいないこたつは、ただ侘しくて、入ることもできません。頭が煮えるよーと笑って、頭だけ引っ張り出して膝に乗せて撫でていたのを思い出すと苦しくなります。あの子がいなくなってから1年半。いつまで耐えられるかなあ、と漠とおもうことが増えてきました。

これからどうやって生きていくかなあ。
そう思いつつ、答えは出ません。

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ようやく暑い七月? [日記]

今日はハクの月命日でした。今日は蒸し暑いけれど一応晴れたので(何日ぶりだろう。)庭のバラの蕾の開きかけを、もう二週間ちかく入ったままの紫陽花にプラスして、印香を焚きました。
毎日お昼過ぎのお香焚きは、父がハクの火葬を思い出すと言うので最近控えています。
あの子をペット火葬場に連れて行って、中がどうなっているのか分かりませんが、火葬に立ち会ってくれたのは父なのです。私は意識が朦朧としていたし、しっかり見送ることもできなかったのですが、父が行ってくれたおかげで遺骨を戻してもらうことができたわけです。やっぱり相当辛かったらしく、滅多に表情を出さない父が、帰ってきてから言葉少なに説明し、嗚咽を抑えられなかったのです。火葬待ちの場には、線香の香りが充満していたそうで、似た香を使ったときは、思い出すからやめてくれ、と言われてすぐやめました。それから桜や藤なんかのお花の香りのお香を使っていたんですが、最近私がハクが居ないことに耐えられない、と何かで責められて泣いたときに言ったら、あの香だけで思い出すんだ、と言ったのです。お香もお線香系ではないのですが、連想で思い出す、というので、折り合いは付けたからもう構わないと言われたのですが、使うのをやめました。父もあの子を可愛がっていたので、火葬場のことを思い出すなんて自分なら到底耐えられないと思ったからです。
私は最後精神的に逃げてしまったので、そういう辛いところを任せてしまって本当に申し訳なかったです。本当にハクを思うなら最後の最後まで見届けるべきだったのです。
ハクがいないことは辛いけれど、本当に悲しいけれど、いない、って思うだけで涙が出るけど、一番辛いところを押し付けた時点で私は逃げてしまった。来るな、とは言われたけど、行くべきだったのに。
ただ、月命日だけは、と思って、父が出かけているときをできるだけ見計らってお香を焚くことにしました。今日は「朝顔」の印香で、爽やかな薫りでした。

最近は、洋服を大まかに片付けていっています、本も片付けたいのですが、なかなか上手くいきません。
服は、普段に着物を着るようにシフトしていきたいのですが、なかなか上手いタイミングがないです。母が煩いのですが、今年は暑い日に浴衣を着てみようと思います。
どうせ外に出るのは病院に行くときだけなので。
一度着付けは習ったことがあるんですが、ちょっとうろ覚えなので、本を見て試し着しています。

DVD付 手ほどき七緒 大久保信子さんの着付けのヒミツ (七緒別冊 プレジデントムック)

DVD付 手ほどき七緒 大久保信子さんの着付けのヒミツ (七緒別冊 プレジデントムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2008/10/10
  • メディア: ムック



NHKのおしゃれ工房でも同じ方のがあるんですが、七緒のほうはDVDつきで詳しいです。細かく書いてあるポイントが違うので、見比べると面白いですが。


一人で着るデイリー着物―基本の着付けと帯結び (別冊NHKおしゃれ工房)

一人で着るデイリー着物―基本の着付けと帯結び (別冊NHKおしゃれ工房)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: ムック



サイズが微妙に合わない祖母の遺品の着物もたくさんあるので、着たいんですよね。単から着てみれればいいなあ。
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ハクの命日。 [日記]

ハクがあちらに行ってしまってから一年経ちました。

昨夜はさっぱり眠れなくて、朝の五時に朝食のパンを詰め込み、少しねてから買い出し。
イギリスアンティークの刺繍の入ったナプキンに敷き布を変えて、庭で花探し。
去年はもう少し暖かくて、すっかり春の空気だったのに、今年はまだ冷え冷えしていて早咲きの水仙がやっと黄色い花をつけているだけ。水仙と日本水仙の残り、それからクリスマスローズの小さな花を選んで小振りの花瓶に入れ。
買ってきた生クリーム山盛りのプリン(コンビニ)をお供えしました。もちろん、あげたことはないものですが、まだ一歳くらいのときに、遊びにきた祖母のフォークをぺろっとなめてから(フォークの向きが自分に向けられてて、くれると思ったらしいです)憧れの生クリームだったのです。徹底して、人間の食べ物は果物以外与えなかったので、本当にそれっきりだったのに、そういうことは覚えてるものなんですね。生クリームのケーキを食べていると横で張り付いてたりしていました。
虹のたもとの一番日当りのいい場所を見つけて寝ているでしょうが、生クリームはぱくっと食べるかな。早く探しに行きたいです。


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